2012 Fiscal Year Annual Research Report
自己組織化アルゴリズムによる無線センサーネットワークノードの高精度測位技術の確立
Project/Area Number |
22500075
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
滝沢 泰久 関西大学, 環境都市工学部, 准教授 (50395050)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 無線センサネットワーク / Localization / 自己組織化 / ZigBee |
Research Abstract |
23年度までの方式において,受信信号強度を用いずに近傍トポロジ情報のみで位置推定可能とするために,改良を実施し,その改良方式をシミュレーションによる位置精度評価と実機を用いた位置精度評価を行った.シミュレーションはQualNetネットワークシミュレータを用いて電波伝搬を考慮して行った.この成果は情報処理学会論文誌に投稿し採録された.実機による評価は,ArduinoとXBee(ZigBeePRO準拠)によりセンサノードを構成し,無線センサネットワークはこのノード30個を配置して実施した. いずれにおいても,通信カバレッジの20%未満の誤差で位置推定可能であることを確認した.IEEE802.15.4の通信カバレッジが約10mとした場合,2mの誤差で位置推定可能となる.しかし,目標精度が1m未満の誤差であることから,さらなる精度改善方式を検討した.この方式は受信信号強度により隣接ノードをフィルタリングし,仮想的に通信カバレッジを狭くさせて,トポロジの解像度を上げるとともに,仮想的な通信カバレッジの20%未満で位置推定可能とする.シミュレーションによる基本評価から目標精度を達成可能であることを確認した.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)