2010 Fiscal Year Annual Research Report
異なるモダリティによる対話型自然言語の韻律機能の分析
Project/Area Number |
22500148
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
堀内 靖雄 千葉大学, 大学院・融合科学研究科, 准教授 (30272347)
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Keywords | 対話型自然言語 / コミュニケーション / プロソディ(韻律) / 日本語音声(聴覚言語) / 日本手話(視覚言語) / 指点字(触覚言語) |
Research Abstract |
1. 各言語の対話データの収集・タグ付け 今年度は日本手話の対話データを収録し、単語書き起こしや各種タグを付与する作業を行なった。また、過去に収録した日本語音声データベースの確認・整備を行なった。 2. 各言語における韻律の分類 各言語における韻律情報を分類した。 ・時間的情報:単語時間長変化、話速、ポーズ ・言語情報に付加される情報(音声の声の高さ、音声の声の大きさ、手話の手の動きの大きさ、手話の手の動きの速さ等) ・マルチモーダル情報:顔の動き、視線 3. 韻律が表出される物理的特徴量の解明 各韻律情報がどのような物理的特徴量で表現されているかについて、日本手話と日本語音声のモダリティの違いに考慮しながら分析を行ない、単語時間長変化、話速、ポーズの計測方法を定義した。また、顔の動きと視線をデータベースに記述した。
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Research Products
(2 results)