2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22500219
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
村上 晴美 大阪市立大学, 人文社会系研究科, 教授 (40305644)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 情報検索 / Web人物検索 / 情報抽出 / 情報要約 / NDC |
Research Abstract |
研究の全体構想は「Web上の人物ディレクトリの開発」であり、「Web上の人物を選択するためのインタフェースの開発」を目的とする。具体的には、人物の「要約」手法と3種類のインタフェース(表、NDCディレクトリ、地図)を開発する。本研究における要約とは、人物を選択・理解するために有用な、情報の抽出、生成あるいは付与である。 24年度の主な成果は(1)Web上の同姓同名人物の分離過程の解明と(2)NDCを用いた人物ディレクトリの評価実験と(3)研究成果のまとめである。 (1) Web上の同姓同名人物の分離過程については、22年度に整理したデータの再検討を行った。質問紙データのキーワードの中から「関連する人名」を分離し、Web上の人物を判別するために「キーワード、職業、作品」に加えて「顔画像」と「関連する人名」が重要であることをあらためて指摘した。 (2) NDCを用いた人物ディレクトリについては、22、23年度に開発したWeb上の人物にNDC9を付与する手法及びNDC人物ディレクトリの評価実験を行った。語を抽出する情報源としてどれが最もよいか6種類のテキスト(Webページのタイトル、HTML全文、検索エンジンのスニペット、人名前後の文字列50、100、200字)間の比較を行い、タイトルを用いた提案手法と開発したディレクトリの有効性を確認した。 (3) 過去の先行研究とあわせて24年度末までの研究結果を整理した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)