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2010 Fiscal Year Annual Research Report

情報爆発時代の観光情報学

Research Project

Project/Area Number 22500230
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

井出 明  首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (80341585)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 麻生 憲一  奈良県立大学, 地域創造学部, 教授 (90248633)
Keywords情報 / 観光学 / 地域 / 進化 / ICT
Research Abstract

採択一年目は、追加採択であったため、研究が少々出遅れてしまった感がある。しかしながら、限られた時間内で、出来る限りの研究は遂行し、いくつかの研究成果を上げることができた。
進化経済学会では、井出は研究統括としてフルペーパー一本、井出と麻生が共同研究としてポスター一本を発表することが出来た。この点については、当初の研究計画を達成したため安堵している。内容的には、情報流通の観点から、観光学を俯瞰科学としてとらえようとする新しい視点を打ち出すことが出来、一定の研究成果を上げることができた。この俯瞰科学という考え方は、工学の分野で発達した論理体系であるが、観光学の世界では未だ先行研究がない。今後は情報学の視点から、俯瞰工学の考え方を人文・社会科学の領域に取り込み、観光学に新たなパースペクティブを与えたい。
共同研究者である麻生は、経済学の視点から積極的に研究に関与した。特に、奈良県をフィールドとして過疎地域の対策について、経済学の方法論に基づき、観光学と情報学の観点を加味した上で、具体的な提言を行なっている。
反省点としては、情報系の学会における発表が少なかった点であるが、これについては、すでに5月に情報処理学会人文科学とコンピュータにおいて、観光とデータマイニングに関する論考を発表する予定を組んでおり、当初に設定したスケジュールになるべく早く追いつきたいと考えている。また、追加採択であったことも影響し、初年度は国際会議での報告がなかったことが悔やまれれるが、早急に適切な対応を行いたい。

  • Research Products

    (6 results)

All 2011

All Journal Article (3 results) Presentation (2 results) Book (1 results)

  • [Journal Article] 過疎化進展のプロセスと過疎対策2011

    • Author(s)
      麻生憲一
    • Journal Title

      愛知大学経営総合科学研究所叢書

      Volume: 36 Pages: 79-88

  • [Journal Article] 過疎集落の現状と分析(I)-過疎化進展のプロセスと過疎対策2011

    • Author(s)
      麻生憲一
    • Journal Title

      奈良県立大学研究季報

      Volume: 21(3) Pages: 147-156

  • [Journal Article] 地域の進化と観光学2011

    • Author(s)
      井出明
    • Journal Title

      進化経済学会論集

      Volume: 15(CD-ROM)

  • [Presentation] 日本の観光経済学研究の動向2011

    • Author(s)
      麻生憲一
    • Organizer
      観光経済経営研究会
    • Year and Date
      20110000
  • [Presentation] 情報爆発時代の観光情報学の考え方2011

    • Author(s)
      井出明・麻生憲一
    • Organizer
      進化経済学会
    • Place of Presentation
      名古屋大学
    • Year and Date
      2011-03-19
  • [Book] 観光研究レファレンス・データベース[日本編]2011

    • Author(s)
      麻生憲一(共編著)
    • Total Pages
      300
    • Publisher
      ナカニシヤ出版

URL: 

Published: 2012-07-19  

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