2011 Fiscal Year Annual Research Report
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22500266
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Research Institution | Kurashiki University of Science and the Arts |
Principal Investigator |
中川 重和 倉敷芸術科学大学, 産業科学技術学部, 教授 (90248203)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
橋口 博樹 埼玉大学, 大学院・理工学研究科, 准教授 (50266920)
黒田 正博 岡山理科大学, 総合情報学部, 准教授 (90279042)
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Keywords | 統計計算 / コンピュータ支援統計 |
Research Abstract |
本年度では,研究目的として掲げた4つの課題のうちの2つの課題,すなわち, Jarque-Bera統計量の近似分布導出と,Jarque-Bera型統計量の新提案に関して,解決を行い, Nakagawa,S.,Hashiguchi,H.andNiki,N., Improved omnibus statistic for normality,Computational Statistics,27,299-317として2012年に発行された.検出力の観点から,提案統計量が既知の統計量より,対立仮説に裾の重い分布を仮定した場合に優れていることを示した.提案統計量の帰無仮説の下での正規近似分布の導出も行った. また,3つ目の課題すなわち,sample Pearson measure of skewness統計量の提案に関して,香港で7月に開催された国際会議,The 76^<th> Annual and the ^<17>th International Meeting of the Psychometric Society,において発表を行った.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の研究目的で掲げた4つの課題のうち,3つまでが達成できているので,最終年度で最後の課題を仕上げる目途が立っているため.
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Strategy for Future Research Activity |
今後は,これまでの研究成果の統計解析システムRのためのパッケージ化にある.今後の研究推進にあたり,何ら問題はないと考えている.
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Research Products
(4 results)