2012 Fiscal Year Annual Research Report
実践力のある体育教師養成のためのデータベース構築に関する研究
Project/Area Number |
22500540
|
Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
新保 淳 静岡大学, 教育学部, 教授 (30187570)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
樋口 聡 広島大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30173157)
高根 信吾 富士常葉大学, 経営学部, 講師 (70440609)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 体育教師養成 / 実践力 / 授業映像 / データベース化 / 視点提示型研究 / アクション・リサーチ |
Research Abstract |
体育教師の授業実践を映像として残し、その映像を本人が見ることによって、自ら「反省的」に授業を物語る。そうした「物語り」入りの映像をデータベース化することによって、近似的課題を抱えた別の体育教師によって、あるいは、大学における体育教師養成の教材として活用できるならば、これまでとは異なった「体育教師養成」がなされると考えられる。また、体育教師として、自己の授業実践を見つめ「反省的記述」が行えるようになることによって、やがては教師自らの「実践力」を高めることのできる自己展開力をもった体育教師の自己研修が可能になると言えるであろう。 そのために、研究最終年度のまとめとして、体育教師として着任当初から、自己の授業実践を見つめるまなざし、すなわち「反省的記述」が行えるとともに、それを継続する中で、教師自らの「実践力」を高めることのできる体育教師の養成を目指すためのデータベースの構築をさらに進めるとともに、その有効活用の方法について明らかにした。具体的には、これまでに蓄積された授業映像を基にし、教員養成のための講義において利活用するとともに、その効果についての検証を行った。またビデオ共有システムを使うことによって可能となる、大学と遠く離れた小学校における表現運動の授業実践について、授業実践者と大学教員が直接に会って合同研究会を持つことなく、必要なアドバイスを受けることの可能性とその有効性についても検証を行った。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|