2012 Fiscal Year Annual Research Report
体育教育における民族スポーツの教材化と学習プログラムの開発
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22500590
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Research Institution | Toyo University |
Principal Investigator |
石井 隆憲 東洋大学, ライフデザイン学部, 教授 (70184463)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教材化 / チンロン / ミャンマー / 民族スポーツ / 学習プログラム |
Research Abstract |
最終年となる本年度は、昨年度暫定的に作り上げた学習プログラムを完成させることが大きな目標であった。 そこで4月から7月までチンロンの学習プログラムの検討をおこなった。ここでは類似する運動形態を一つのグループとして技の学習をさせるべく、グルーピングをおこなった。その後、7月下旬から8月上旬にかけてマンダレーでおこなわれているミャンマー最大のワーゾチンロン祭に参加するチンロン選手たちを対象にこのグルーピングについて意見交換をおこなった。また、外国人にチンロンを指導したことのあるチンロン指導者たちとも面会し、外国人であるが故の指導場面での問題点やそれをどのように克服していったのかについても話を窺った。さらに、技の類似性による学習についての有効性についても話し合いをおこなった。こうしたことを基にして、技の類似性による分類を確定した。ここまでの研究成果は8月末におこなわれた日本体育学会において「ミャンマーの伝統スポーツ「チンロン」における学習プログラムの構築-ローカル・ノレッジを切り離した実践的行為に基づく異文化移植-」として発表した。 10月から技の類似性による分類に基づいて、学生たちにチンロンを学習させるという試みを実施した。これまでミャンマーで長らくおこなわれてきた学習の順番とは異なり、身体の動かし方だけを一つの手がかりとして実施するため、一つの技がある程度できるようになると次の技が比較的容易に身につくという状況を確認することができた。しかし、全ての技の分類がこうした効果をもたらすわけではないことも、学生たちからの意見によって明らかとなった。そこで、こうした意見を取り込みながら学習プログラムの修正をおこなった。 以上の研究成果を踏まえて3月末には、日本スポーツ人類学会において「スポーツ人類学における当事者性とは何か-客観的データは存在するのか-」という発表をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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