2012 Fiscal Year Annual Research Report
学校体育・スポーツがスポーツ観形成およびスポーツ価値意識に及ぼす影響
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22500599
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Research Institution | Nakamura Gakuen College |
Principal Investigator |
中島 憲子 中村学園大学, 教育学部, 准教授 (00301721)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
海野 勇三 山口大学, 教育学部, 教授 (30151955)
鐘ケ江 淳一 近畿大学九州短期大学, その他部局等, 教授 (90185918)
口野 隆史 京都橘大学, 人間発達学部, 教授 (60192027)
黒川 哲也 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (50390258)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | スポーツ観 / スポーツ価値意識 / スポーツ像 / スポーツ・リテラシー / 学校体育 / 運動部活動 / 勝利志向 / 韓国 |
Research Abstract |
最終年度は、2007・2009・2011年度に実施した「スポーツ観調査」の結果を踏まえて、スポーツ価値意識の各因子とスポーツ像の各カテゴリーの整理を行い、スポーツ観尺度の最終作成(註1)を行うことができた。そこで新しく作成された調査票を用いて、2012年初旬にかけて最終調査票を用いた調査を実施した。加えて、体育授業の学びとの関連性を明らかにするための「学びの履歴調査票」も同様に、3次元で構成される尺度の最終作成(註2)を行った。なお、スポーツ観と同時期に日本および韓国にて調査を実施した。 スポーツ観調査においては、サンプル数が一般大学生618名(3大学)、体育専門大学生674名(4大学)であり、入力とデータ整理は終えているが男女比率が悪く、2013年度にサンプルを拡大する準備を行っている。体育授業の学びの履歴調査においても、小学校時代は3地域260名、中学校時代は3地域381名、高校時代は2地域272名と、サンプル数と地域のばらつきも必要な為、スポーツ観調査と同様に2013年度に実施予定である。 今後に分析を行う視点として、スポーツに対する価値意識と勝利志向、組織的スポーツ活動経験と勝利志向性との関係などを明らかにしたい。またスポーツを始める動機や継続理由、ドロップアウトの経験とスポーツ価値意識やスポーツ像も探究していく。 註1)「価値意識」①社会的有用性②日常的有用性③陶冶性、「スポーツ像」①フェアプレイ②規範意識③協力・共同④自己志向⑤科学・合理主義⑥環境⑦努力志向⑧レク志向⑨勝利志向⑩技術・戦略⑪鍛錬・精神主義⑫伝統⑬ジェンダー・フリー 註2)「学習成果次元」①つながる②わかる③できる④たのしむ、「学習への構え次元」①教えあい②規律遵守③自覚的学習④献身、「教師の指導性次元」①学び方指導②肯定的相互作用③共感的雰囲気④認知的指導⑤規律指導⑥挑戦的な雰囲気づくり
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)