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2010 Fiscal Year Annual Research Report

中年期女性へのアクティベーションを主とするストレスマネジメント教育の試み

Research Project

Project/Area Number 22500632
Research InstitutionYamaguchi University

Principal Investigator

上田 真寿美  山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30332810)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 松田 昌子  山口大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (90199810)
岡野 こずえ  山口大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (50160693)
Keywordsストレス / 中年期女性 / ストレスマネジメント
Research Abstract

本研究の目的は、中年女性のストレスマネジメントとして、アクティベーション技法(身体活動・運動)を積極的に勧める教育が、ストレスの軽減及び生活習慣病予防のための運動実施の促進や継続に有効かを検討することである。本年度は、前年度から本年度にかけて行ったプレスタディーの解析、及びその結果から来年度実施する教育プログラムに向けての準備を行った。
1.プレスタディーの解析
【調査】本研究担当者が一部担当したストレスの実態と関連要因についてのアンケート調査(40歳以上の女性約600名)では、日常生活にストレスを感じている者が約70%存在し、ストレス度が高い者はそうでない者より更年期症状が強い、ストレス解消法を持っていない、40歳代である、という3つの特徴が認められた。
【介入】その調査結果を踏まえ、ストレス度の高い中年期女性46名を対象に3ヶ月間のストレス緩和介入を実施した。この介入の目的は、来年度実施するプログラムの作成に向けて、実施率やドロップアウト率、発生する問題点などを明らかにすること、及び採用した緩和法の効果をみることであった。本介入では女性に人気のある緩和法のアロマ、効果が認められ実際に臨床現場で使用されている筋弛緩法、研究課題に関連する運動の3療法を採用し、コントロール群を設定して、4群で比較した。その結果、ドロップアウト者は0名、設定された条件で実施できなかった者が3名であった。また、3療法群ともに更年期症状は有意に低下、QOL介入前より改善されていた。一方で、唾液・血液など客観的なストレス指標には有意差は認められなかった。また、筋弛緩法では先行報告で認められたような効果が認められなかった。
2.教育プログラムの準備:
これらの結果をふまえ、中年期女性を対象としたストレスマネジメント教育プログラムを作成中である。来年度は、そのプログラムを実施予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 中高年女性のストレス緩和介入によるSRS-18及び血中・唾液等のストレス指標の変化2011

    • Author(s)
      上田真寿美
    • Organizer
      性差医学・医療学会第4回学術集会
    • Place of Presentation
      海峡メッセ(山口県)
    • Year and Date
      2011-02-05

URL: 

Published: 2012-07-19  

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