2012 Fiscal Year Annual Research Report
新規開発「低エネルギーかさ高食」と味覚物質の便秘、肥満、糖尿病への治療応用
Project/Area Number |
22500792
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Research Institution | Nakamura Gakuen College |
Principal Investigator |
森山 耕成 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (10265275)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 肥満 / 糖尿病 / 栄養障害 / 献立 / 便秘 / 日本人の食事摂取基準 / かさ高 / エネルギー密度 |
Research Abstract |
肥満患者は、エネルギー過剰でもビタミンやミネラルが不足する栄養障害(いわゆる現代型栄養失調)に陥ることがある。この栄養障害を防ぐために私たちは満腹感の得られる「低エネルギーかさ高食(1200kcal、熱量密度0.7 kcal/g)」を開発した。主食(炭水化物)と脂質を半減し、蛋白必要量60g/日を維持し、ビタミンとミネラルを玄米などの加工度の低い穀類で充足した。献立のバリエーションは110種類あり、エネルギー制限は1日ではなく月単位で考慮し、行事食、麺類やカレーは、常食と同じものを提供することで継続性を高めた。これまでに患者の過半数に受け入れられ、その約80%は間食を制限しなくとも体重が減少した。また、「糖尿病食」「肥満治療食」と表題された市販の献立集16冊の栄養価を、食品成分表をもとに算出し「日本人の食事摂取基準2010」と比較検証した。その結果、すべての市販献立集において複数の栄養成分が不足していた。さらに、6つの総合病院で実施された21日分の「一般食」および「糖尿病食」の献立を検証したところ、全ての病院において複数の栄養素が食事摂取基準2010に達していないこと、および病院給食に共通して不足しやすい栄養素が判明した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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