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2012 Fiscal Year Annual Research Report

事象の変化とグラフをつなげる表現力を育成する教材の有効性に関する実証的研究

Research Project

Project/Area Number 22500812
Research InstitutionNaruto University of Education

Principal Investigator

佐伯 昭彦  鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 准教授 (60167418)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 土田 理  鹿児島大学, 教育学部, 教授 (10217325)
松嵜 昭雄  埼玉大学, 教育学部, 准教授 (10533292)
Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords数学教育 / 教育工学 / グラフ / 表現力 / 協調学習
Research Abstract

本研究の目的は,自然現象の場面における数量の関係を総括的にとらえ表現する能力に焦点を絞り,(1)現象の変化をグラフに表す能力と(2)グラフから現象の変化を読み取り表現する能力,つまり,事象の変化とグラフをつなげる表現力を育成する教材開発とその教育的効果を実証的に明らかにすることである.
平成24年度は,鳴門教育大学附属中学校2年生と岡山県立備前緑陽高等学校で実施した研究授業を,生徒のワークシート,活動内容,発話内容を基に詳細に分析した.これらの授業では,生徒同士が伝えあう学習環境として,生徒が歩いた距離と時間のグラフをリアルタイムに表示するグラフ電卓と距離センサーを活用した.その結果,生徒は,これらの機器を使って,自ら動いて描いたグラフを言葉(日常用語や数学的用語など)を通して別のグループへ伝えるための熟考と,受け取ったグループは言葉を読解してグラフを再現する評価活動を通して,事象の変化とグラフとの関係をつなぐための表現力を高めることができた.なお,これらの研究成果をまとめ,数学教育学関係の関連学会に投稿したが,研究期間内には論文が受理されなかったため,現在,査読結果を基に修正中である.
さらに,平成23年度に実施した鳴門教育大学附属中学校2年生の実践評価を基に,授業内容及び伝えあう学習環境を改善し,平成24年11月27日に研究授業を再度実施した.この研究授業に関しては,研究期間外ではあるが,現在,生徒のワークシート,活動内容,発話内容を基に詳細に分析しているところであり,成果がまとまり次第,数学教育学関係の関連学会に投稿する予定である.

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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