2012 Fiscal Year Annual Research Report
電子画面によるわかりやすい科学伝達―研究・教育・学習への適用
Project/Area Number |
22500819
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
赤間 啓一 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (10105885)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
勝浦 一雄 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (30049861)
赤羽 明 埼玉医科大学, 医学部, 客員教授 (40049846)
向田 寿光 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (50286093)
服部 孝 神奈川歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (60104494)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 膜宇宙 / 誘導重力理論 / 相転移 / 物理学教育史 / 科学伝達 / 教育システム / 研究発表システム / 電子画面言語 |
Research Abstract |
本研究の目的は、科学専門研究と電子画面言語の基礎研究を進め、これらを用いて、物理学や数学の内容をわかりやすく伝える電子画面上の科学伝達システム(研究発表、研究紹介、教育学習等のシステム)を作成し、研究、教育実践の場で試用して動画言語の概念、手法を確立し、広く応用に供することにある。 膜宇宙の力学的基礎について、さらに理論的研究を進めた。膜宇宙理論の基本方程式のSchwarzschild ansatz のもとでの一般解を導出し、検討した。この成果について、論文を発表し、日本物理学会で数回にわたって発表講演を行い、また、ミネソタ大学、ケンブリッジ大学など世界各地の大学等で専門家向けセミナー講演を行った(担当 赤間、向田、服部)。相転移の理論的研究、特に、ランダム系の統計力学に用いられる、レプリカ法を用いた解析方法の正当性を詳しく検討した(担当 向田)。物理学教育史の研究を進めた。中之条待町歴史民俗資料館で赤羽が発見した『物理筆記』や新潟県の民家等で発見された『物理筆記』等の資料も含め、精力的に調査研究を行った。これらの成果は、論文として発表し、各地で開催された学会、研究会で発表し、また公開シンポジウムを開催した(担当 赤羽)。 電子画面言語、即ち、電子画面を介したコミュニケーションの言語的基礎理論の研究を行った。電子画面言語の語彙を収集し、文法を解析した。この成果は、学会で発表し、また、200ページにわたる研究報告書「電子画面言語の研究」を作成、発行した。 電子画面言語を応用し、研究発表システム、教育・学習システム、電子教科書等を開発・試用した。素粒子物理学について、画面言語に基づく講義演示、教育学習システムを作成した。力学の基礎について、画面言語に基づく講義演示、教育学習システムを作成し、CD付書籍として出版した。これを学生の教育に適用し、一定の成果を得た。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(17 results)