2010 Fiscal Year Annual Research Report
エネルギーと環境の分野を中心とする工学部における女性研究者の活躍向上に関する研究
Project/Area Number |
22500835
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Research Institution | National Institute of Science and Technology Policy |
Principal Investigator |
浦島 邦子 文部科学省科学技術政策研究所, 文部科学省科学技術政策研究所科学技術動向研究センター, 上席研究官 (30371008)
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Keywords | グリーン・イノベーション / 人材問題 / 女性研究者 / 工学部 / 温室効果ガス / エネルギー / 環境 |
Research Abstract |
本研究は、グリーンイノベーションの推進において、人材問題、特に女性研究者にフォーカスをあてて、温室効果ガス削減に寄与するための施策を検討するものである。本研究では、グリーンイノベーションに関する施策について、国内外の現状を調査し、研究動向を把握すると同時に、女性研究者の活躍についても検討することを目的とする。今年度は、グリーンイノベーションの具体的施策を検討するなかで、エネルギー及び環境分野を中心に、女性研究者問題の所在について俯瞰的に整理し、次年度に向けた方向性を見い出すことを目的として計画を進めた。その結果次のような結果を得た。(1)現状把握-グリーンイノベーションに関する取り組みなどの情報収集、女性研究者を対象とした研究および調査に関する情報収集。 (2)国際会議などへの参加-次に列挙するグリーン関係の国際会議へ参加し、女性研究者とディスカッションした。また、効率的にインタビューを進めるために、同日程で開催された別テーマの会議にて参加していた共同研究者にも協力いただき、情報を収集した。 ・第7回汚染コントロールと持続可能なエネルギーのための国際シンポジウム(カナダ) ・国際環境工学会議(インドネシア) ・国際コンピュータ・電気・システム工学会議(インドネシア) ・材料研究会秋季会議(アメリカ) ・将来の環境とエネルギー工学に関する国際会議(中国) (3)論文の投稿-これまでの成果を論文にまとめ、関係学会誌に投稿予定
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