2012 Fiscal Year Annual Research Report
初歩的粒子概念導入による「なぜそうなるのか」を重視した小学校物質学習の構築と実践
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22500840
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Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
村上 祐 岩手大学, 教育学部, 特任教授 (60006327)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武井 隆明 岩手大学, 教育学部, 教授 (10109150)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 粒子概念 / 小学校理科 / 科学的思考力 / 習得と活用 |
Research Abstract |
1.研究経過:最終年度の2012年度は,6月に全体研究会を開催し,これまで行ってきた粒子概念導入に関する研究内容を吟味・検討した。これらの研究成果を8月の日本理科教育学会で発表するため,研究内容,発表タイトル等を検討した。全体会以降も,それぞれの発表について,メール等で発表内容を議論し,登壇者・連名者ともども理解を深めた。年度末には,最終年度でもあるので,公開シンポジウムを開催した。 2.研究内容と成果:最終年度も「ものはすべて小さな粒でできている」という「初歩的粒子概念」を小学校の物質学習に導入する授業実践をいくつか行った。新しい形式として,学習した粒子概念をそれ以降の授業でも活用できる「つぶつぶシート」をつくった。この「つぶつぶシート」を用いたことにより,児童の粒子に関する理解が深まることから,「習得と活用」が重要であることも確認できた。 3.研究成果の報告:本研究の成果を取り入れて小学校教員養成コースの必修科目の改善を行った研究を,大学紀要に掲載した。日本理科教育学会全国大会では,課題研究「理科教育の柱「粒子概念」を生かす小中学校における系統的学習」を企画するとともに,一般研究報告を含め8件の研究発表を行った。その会場が遠い鹿児島大学であることから,今年度は旅費が当初予定額を大幅に超えた。また,化学教育研究協議会東北大会(秋田大学)で1件研究発表した。2013年3月には,公開シンポジウム「理科の柱「粒子」を生かす学習とは?」を,岩手大学で開催した(参加者約50名)。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)