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2012 Fiscal Year Annual Research Report

水族館・河川博物館の巡回展に求められる展示デザインの検討

Research Project

Project/Area Number 22500847
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

吉冨 友恭  東京学芸大学, 環境教育研究センター, 准教授 (20355829)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords水族館 / 河川博物館 / 巡回展 / 展示デザイン / 展示評価 / 魚類 / 河川 / 環境教育
Research Abstract

本研究では、水族館や河川博物館に巡回する企画展示ユニットを対象として、展示の評価・検証を行うことにより展示の質の向上を図り、わが国に多数存在する当該施設に有効な展示のデザインについて検討した。また、巡回のプロセスを辿りながら運用に求められる観点や留意点を抽出し、巡回展を多くの施設において実現するための事項についても検討した。
今年度は巡回企画展「ゲリラ豪雨展~ゲリラ豪雨に備えて~」及び「魚道展~川を旅するサカナたちの通り道~」を対象に、運用面からみた展示プロダクト(形状や構成等)の要件を整理した。現地視察及び開催館の学芸員や関係者への聞き取り調査により、以下のようなニーズが確認された。
(1)設営・撤去時の組み立てや解体、梱包、保管、施設間の運搬においては、軽量かつ耐久性に優れた素材が理想的であり、個々の展示を一纏めにし、折り畳むなどコンパクト化して収納できるプロダクトが求められる。(2)様々な形状、規模の展示スペースに合わせて観覧動線をレイアウトするためには、分割や組み替えが可能なモジュール型の展示構成が理想的である。(3)展示方法については利用者からは体験的なものや双方向的なものが求められるが、これらの展示の維持管理においては現場担当者に対する負担が大きくなるため、動かせる展示物の配置や、デジタル機器のON/OFF、プログラムの起動等を簡易にすることが求められる。(4)展示の改善や更新については個々の展示がパーツ化され取り替え易いことや段ボール等の加工しやすい素材で作られていることが理想的である。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 事前評価と制作途中評価を組み込んだ展示開発ー企画展「ゲリラ豪雨に備えて」を事例としてー

    • Author(s)
      吉冨友恭・山田真紀・正木賢一・野村知世
    • Organizer
      日本展示学会
    • Place of Presentation
      東京学芸大学(東京都)
  • [Presentation] 開催担当学芸員を対象とした巡回展「川と海を旅する魚たち」の評価

    • Author(s)
      今井亜湖・吉冨友恭・岩田愛加・高尾戸美・堤雄一郎・森美樹
    • Organizer
      日本展示学会
    • Place of Presentation
      東京学芸大学(東京都)

URL: 

Published: 2014-07-24  

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