2012 Fiscal Year Annual Research Report
利用者の背景を考慮した自然言語教育・学習・研究支援システムの実現
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22500891
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Research Institution | Tohoku Gakuin University |
Principal Investigator |
坂本 泰伸 東北学院大学, 教養学部, 准教授 (60350328)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 毅 東北大学, 国際文化研究科, 教授 (30185441)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 英語コーパス / 教育支援 |
Research Abstract |
研究期間の最終年度にあたる平成24年度は、過去2年間の研究の結果に基づいて英語教育支援アプリケーションの開発を進めた。過去2年間では、RDBMSの設計とGUI(Graphical User Interface)パッケージの開発を終了しており、この成果に基づいて、英文データをRDBMSに蓄積し統計解析機能の実装を進めた。特に、これまでの基礎調査では、外国語学習を進める際に、講義中に教員が学習者の理解度を正しく確認する事が効果的に授業を進める上で重要になる事が明らかとなっている。とりわけ、学習者が疑問に思っている箇所や難しく感じた箇所をリアルタイムに把握することで、教員が考える教授すべき箇所と学習者が真に理解するべき箇所のギャップを正確に把握する事が可能となる。 これらの課題に対して、英語教育支援アプリケーションCHAPELのプロトタイプ判の開発を進め、これを完了した。CHAELには、リアルタイムの利用者による英文マークの位置共有機能を始めとして、RDBMS中にコーパス構築を進める際に必須となる英文整形アプリケーション(Line Formatter)や、コーパス中に含まれる英単語に対する属性情報の管理アプリケーション(Attribution Maker)を実装した。また、この他にLemmaやLexiconの管理機能、語彙集などの管理機能も含まれる。 当初の研究計画では、CHAPELは高等学校の英語の授業を通じて評価の実施をする予定であったが、CHAPELの完成時期と高等学校の科目スケジュールとの関係から、大学の基礎年次教育の外国語(英語)講義での利用に変更した。評価は、学生へのアンケートの解答及び教員に対する聞き取り調査で実施し、CHAPELが持つ、リアルタイムの利用者による英文マークの位置共有機能が教育に対して効果が高いことを明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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