2012 Fiscal Year Annual Research Report
2自由度液面制御付加型体系的制御実験支援システムの開発
Project/Area Number |
22500902
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Research Institution | 仙台高等専門学校 |
Principal Investigator |
菅谷 純一 仙台高等専門学校, ICT先端開発センター, 准教授 (30154454)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
上町 俊幸 石川工業高等専門学校, 電気工学科, 准教授 (50280334)
大場 譲 仙台高等専門学校, 知能エレクトロニクス工学科, 助教 (80455104)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | PID制御実験 / 基本ボックス回路 / 制御教育支援システム / 制御実験支援システム / アンケート評価 / 液面制振制御 / X-Y軸2自由度制御 / X-Yボールねじ盤 |
Research Abstract |
PID制御基本ボックス回路を用いた平成24年度・卒業研究「PID制御教育支援ツールの製作」を指導し実施した。その中でPID制御実験支援システムとしてまず1セット作成した。この結果は電気関係学会東北支部連合大会(8月30日)の教育工学部門に「①PID制御ボックス回路による制御実験支援(第1報)」としてまとめた。 また、平成24年度前期に行った本電子制御工学科5年生授業の制御工学においてこのPID制御実験支援システム・ツールを製作してもらい、このツールを用いてPID制御実験・実習を行った。 1昨年度実施したPID制御実験(この支援ツールを用いない場合)によるアンケート調査および昨年度前期に実施したこの制御支援ツールによるPID制御実験のアンケート調査を行い、このPID制御支援ツールに対する評価を行った。 この評価結果として平成24年度第18回高専シンポジウムin仙台(1月26日)にて②PID制御実験支援と評価を発表した。また、仙台高専・研究紀要にこれら①と②の結果をまとめてPID制御制御実験支援システムの構築という内容で投稿した。さらにこの結果に関する評価は本年度「高専教育」第37号に執筆予定であることを付け加える。また、このPID制御を液面の制振動制御に適用するための大振幅用センサ開発を行った。 研究分担者である大場先生とともに昨年度の発展版である「X-Yテーブルの高精度軌跡追従制御系」を実現させた。楕円軌道等を描かせる協調動作についての軌跡補償器を構成し、精度の確実性およびその有効性を確認した。 また、X-Y軸制御を完成させるための軌跡補償ソフトウェアを完成し、制御動作としてX軸およびY軸についてそれぞれの制御が1次元として動作するのを確認してその後に、X-Y軸同時に動いた場合の動作を確認した。なお、XおよびY軸それぞれの制御方式に関しては、空間軌跡偏差を保証するP制御を適用した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)