2011 Fiscal Year Annual Research Report
情報基礎教育の実践成果を活かした評価基準の共有化に関する研究
Project/Area Number |
22500904
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Research Institution | Tsuyama National College of Technology |
Principal Investigator |
岡田 正 津山工業高等専門学校, 情報工学科, 教授 (90099846)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
新開 純子 富山高等専門学校, 電子情報工学科, 教授 (60179067)
長岡 健一 石川工業高等専門学校, 電子情報工学科, 講師 (60249779)
高橋 章 長岡工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (70290731)
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Keywords | 情報基礎教育 / 教育評価 / 学習教材 |
Research Abstract |
本研究では、情報教育において教育評価の客観化・共有化が難しい「関心・意欲・態度」を取り上げ、これまで我々が行なってきた高等専門学校(高専)における情報基礎教育の活動実績を活用して検討している。 本年度は、研究活動を定常的に支えるためのサーバ更新を予定通り完成させた。 引き続き (1)学習成果を広く収集・蓄積する呼びかけ (2)学習成果の評価と基準の検討 を行い、3月に「情報基礎教育の評価に関するシンポジウム」を開催して、これまでの活動報告と検証を行った。 本年度の活動では、評価結果を相互に批評し合い一定の基準を策定する作業や基準を公開して広く批評を受け精緻化する活動については、まだ不十分であり、最終年度にさらに進展させなければならない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
情報共有の環境整備が完了しシンポジウム開催による意見交換はできたものの、評価基準の明確化とそれの基づく検証が予定よりも遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
教育効果の評価を扱うためには、他分野での成果を取り入れる必要があり、このための方法論を再検討する必要がある。 また、評価基準の検討や基準に基づく検証は、電子メールやWebサイトの利用だけでは十分に行えないので、集まって議論する場を設ける必要がある。
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