2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22500934
|
Research Institution | Aoyama Gakuin University |
Principal Investigator |
寺尾 敦 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (40374714)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
飯島 泰裕 青山学院大学, 社会情報学部, 教授 (50262548)
宮治 裕 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (30255236)
伊藤 一成 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (20406812)
|
Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
|
Keywords | 教育工学 / 教育系心理学 / 認知科学 / 携帯端末 |
Research Abstract |
1.携帯端末を利用した学習環境の構築:C-Learning は,PCのみならず,さまざまな携帯端末からも利用できる学習管理システム(LMS)である.当初の研究計画に示したとおり,このLMSを開発した株式会社ネットマンの協力を得て,ユーザインタフェースや,教員がダウンロードできるデータファイルに関する改善を行った.さまざまな大学に所属するおよそ30名の教員が「ケータイ活用教育研究会」を組織し,このシステムを利用している.システムの改善はこの研究会の活動に支えられており,かなり完成度の高いシステムになったと考えている. 2.携帯端末を利用した新しい教育方法の開発:C-Learning を活用した調査研究の実習を試みた.授業に参加した学生は,「青山学院大学への学生の満足度調査」で用いる調査項目を考え,それを C-Learning で送信した.収集された調査項目を全員で検討して,C-Learning に調査票を作成した.学生がこれに回答したあと,回答データをCSVで配布し,分析を行った.統計教育にリアルなデータを用いることの重要性はアメリカ統計学会による統計教育ガイドラインでも指摘されている.この実践での回答送信は主にPCから行われたが,携帯端末を用いれば,どのような教室環境でもリアルなデータを収集することができる. 3.学術的基盤のある携帯端末用学習アプリケーションの開発:携帯端末用学習アプリケーションあるいは学習システムの開発に着手する予定であったが,携帯端末に特化した研究までは進むことができなかった.大学初年次の学生に対する高校数学水準の教育に使うことのできるウェブサイトと,問題演習システムの構築に着手することができた.問題演習システムには,数式を用いた出題と解答が可能な,STACK を利用している.今後,これを携帯端末から利用することを試みる.
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(7 results)