2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22510078
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Research Institution | Kinki University |
Principal Investigator |
長尾 哲二 近畿大学, 理工学部, 教授 (30351563)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加川 尚 近畿大学, 理工学部, 講師 (80351568)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 合成エストロゲン / 催奇形性 / 継世代影響 / エピジェネティクス / Dnmt / DNAメチル化 |
Research Abstract |
合成エストロゲンのエチニルエストラジオールEEに胎生期曝露された胎齢13、18日胎児性腺あるいは生後70日児の成熟精子におけるインプリント遺伝子であるH19、Igf2遺伝子mRNAの発現をreal-time PCR法で検討し、さらに特定遺伝子におけるCpGサイトにおいてDNAメチル化修飾の変化が生じているか否かを調べる目的でH19遺伝子プロモーター領域におけるメチル化修飾状態について解析した。その結果、EEに胎生期曝露された胎齢13および18日生殖細胞におけるH19・Igf2遺伝子mRNA発現は低下する傾向がみられた。またH19遺伝子プロモーター領域における12箇所のCpG部位のメチル化率は、対照群で18.9%であったが、EE投与群では60.2%(p<0.05)であり、EE胎生期曝露は、インプリント遺伝子のDNAメチル化パターンを変化させ、遺伝子発現に影響を及ぼすことが示唆された。また、合成エストロゲンに対するマウス系統差を比較したところ、胎児期生殖細胞におけるゲノムワイドなDNAメチル化状態には、C57BL/6JとICRでは差はみられなかったが、DES投与によりC57BL/6JではDnmts遺伝子のmRNA発現に上昇がみられ、C57BL/6J系統の高感受性が確認された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)