2012 Fiscal Year Annual Research Report
在庫モデルを基礎とする生産・販売全体最適化システムの構築
Project/Area Number |
22510145
|
Research Institution | Nagoya Institute of Technology |
Principal Investigator |
中出 康一 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (50207825)
|
Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
Keywords | 多段生産システム / 基点在庫政策 / 待ち行列理論 / 在庫理論 / マルコフ決定過程 / 最適化 / U字ライン |
Research Abstract |
在庫を基礎とするサプライチェイン最適化に関する最新の国内外の研究を調査した.昨年度,平面上のモデルを考え,店舗が配置され,顧客はある一定のコストまではどちらかの店舗に行くという前提のもとで最適な販売価格等の決定を行うモデルを構築し,解析をおこなった.今年度,平面上での店舗配置や,販売価格等を変数とするサプライチェイン最適化のモデルを構築しているがまだ完成には至っていない.また,販売者が複数有り,部品工場の引き取り量を考慮して,部品工場,生産の利益を最大にするような部品工場の動的生産スケジュールを決めるモデルの構築と解析もおこなった.また,複数の工程からなる多段生産システムにおいて,事前需要の情報を用いることにより,生産者の利益が最大になるような生産政策の解析をマルコフ決定過程により定式化し最適政策をもとめた.さらに,需要情報が変化する場合についても解析をおこなった.一方連続的に需要が発生し,一定時間後に引き取るもでるについて,以前ポアソン到着,一定加工時間のモデルについて解析をおこなったが,それを多段にした場合の最適な情報の利用と最適基点在庫政策について待ち行列理論等を用いて理論的に解析をおこなった.そのほかにも,U字組み立てラインへの期間工の配置問題,多段工程のスケジューリングなど,さまざまな生産工程の解析をおこなった.
|
Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(10 results)