2012 Fiscal Year Annual Research Report
流動的生産環境に対する臨機応変生産システムの機動的管理方式の開発
Project/Area Number |
22510151
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
高橋 勝彦 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00187999)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森川 克己 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10200396)
広谷 大助 広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30432686)
片岡 隆之 近畿大学, 工学部, 准教授 (40411649)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 再構成可能生産システム / 適応型システム / 機動的生産 / 流動的生産環境 / 習熟 |
Research Abstract |
本年度は,まず昨年度に予定しておりまだ検討継続中の項目として,(e) 開発した需要変動・習熟に対する検知・調整方式の実験的評価と検討,(f) 生産ライン数の影響分析と生産ライン数も含めた工程編成方式の検討,(g) 需要変動・習熟に対する生産ライン数と工程編成の調整方式の開発を行った.また,それらから,研究成果の検討および研究成果のまとめを行った.これらにより,本研究の目的である,流動的生産環境として,製品需要と生産工程が安定しないことを前提とした下で,それに対する臨機応変生産システムの機動的管理方式について検討した. 併せて,本研究の内容を元にして,以下の研究を行った. ・生産ラインバランシングに対するマルチエージェントシステムの改良:生産環境の変化に柔軟に対応するために,生産ラインの各工程をエージェントとして,それらの協調により,工程編成を動的に変更するための仕組みとして,マルチエージェントを応用したシステムについて検討し,その改良を行った. ・かんばん枚数と生産能力を調整する適応型システムの開発:生産環境の変化に適応するため,従来から考えられているかんばん枚数の調整に加え,並列して処理する工程数を動的に調整する適応型システムを開発し,その有効性を明らかにした. ・再生産システムに対する適応型プル方式:通常の新規製品の生産に加え,消費された後に回収した製品から再生産を伴う再生産システムにおいて,生産環境の変化に対して生産能力を動的に調整する適応型プル方式について検討し,その有効詩絵を明らかにした.
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)