2013 Fiscal Year Annual Research Report
エージェントシミュレーションによる新たな消費者行動モデルの開発と分析
Project/Area Number |
22510160
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
岡田 勇 創価大学, 経営学部, 准教授 (60323888)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山本 仁志 立正大学, 経営学部, 准教授 (70328574)
諏訪 博彦 電気通信大学, その他の研究科, 研究員 (70447580)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 消費者行動モデル / オンライン口コミ / リスク選択行動 / ソーシャルメディア設計 / マーケティングシミュレータ |
Research Abstract |
消費者行動モデルの分析としては、(1) オンライン口コミ環境下における消費者行動、(2) リスク選択行動などを行い、理論的知見を得た。それらに基づき、(3) 消費者行動モデルを実装するシミュレータとして可能世界ブラウザを開発した。さらに、(4) 社会的ワクチン効果などをソーシャルメディアの制度設計に適用する可能性についても検討した。 (1)については、オンライン取引に関する評価戦略のシミュレーションによる分析や社会シミュレーション技法に関する整理分類を行い、基本的な理解を深めることができた。成果は招待講演2件、雑誌論文3件、学会発表4件などに公表した。なお、アンケートやログデータの入手都会メインついては、それまでの理論的検討に焦点を絞ったため、今後の課題とした。 (2) については特にリスク行動に関するモデル化と分析に焦点を当てて解明した。結果は招待講演1件、雑誌論文1件、学会発表12件などに公表した。 (3)については、研究協力者の和泉潔氏(東京大学)らと、可能世界ブラウザを共同開発し、システム開発を行った。成果を雑誌論文1件、学会発表1件[13]などに公表した。 (4)については、特にソーシャルメディアと知識共有コミュニティに絞った理論的検討を行った。また主に山本仁志氏(立正大学)と共同して、社会的ワクチンという概念を用いた制度設計について検討した。成果は、招待講演1件 、雑誌論文2件、学会発表15件に公表した。なお、一般的なマーケティング手法の提案には至らなかったものの、ソーシャルメディアの実態的理解を深めることができた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(10 results)