2012 Fiscal Year Annual Research Report
植物塩基由来の新規抗腫瘍薬リード化合物の探索と創製研究
Project/Area Number |
22510224
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
北島 満里子 千葉大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (60195261)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | アルカロイド / インドール / コルヒチン / 誘導体合成 / プロドラッグ / 構造活性相関 / 細胞毒性 / 構造解析 |
Research Abstract |
1. ゲルセミウム属植物含有アルカロイドを基盤とした新規抗腫瘍薬リード化合物の探索と創製研究:腫瘍細胞毒性作用を有するGelsedine型アルカロイドの前駆体となるSarpagine型アルカロイドの全合成研究を行った。鍵段階である金触媒環化反応を行い、インドール前駆体である環化体を得ることができた。また、腫瘍細胞毒性作用を有するSempervirineの活性増強を目指した誘導体の全合成研究を行った。 2. コルヒチンを基盤とした新規抗腫瘍薬リード化合物の探索と創製研究:強力な抗腫瘍活性を有する4-Chlorocolchicineについて7位側鎖のacylamide基に関する各種誘導体を合成し、腫瘍細胞に対する活性評価を行った。その結果、7位にα-hydroxyalkyl amide基を有する誘導体がin vivoにおいて強力な抗腫瘍活性を示すことがわかった。また、これらが広い有効用量範囲と良好な代謝安定性を有することがわかった。一方、腫瘍細胞選択性の向上を目指し、腫瘍細胞に特異的な低酸素環境と酵素の二段階の作用により活性化されるdouble pro-drug化合物を合成し、活性評価を行った。また、他の戦略を用いたpro-drug化について検討した。 3. 新規抗腫瘍性アルカロイドの取得を目指してキョウチクトウ科植物などの含有成分の精査を行い、数種の新規インドールアルカロイドを見出した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)