2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22520030
|
Research Institution | Komazawa University |
Principal Investigator |
久保 陽一 駒澤大学, 総合教育研究部, 教授 (70119098)
|
Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2014-03-31
|
Keywords | ヘーゲル / 論理学 / 存在論 / 関係 / 日本近代哲学 / 分析哲学 / 国際研究者交流(ドイツ) / 国際情報交換(ドイツ、東南アジア) |
Research Abstract |
4月にヘーゲルのイェ―ナ論理学・形而上学に関するドイツ語論文"Unendlichkeit und Erkennen"を執筆し、ヤメ教授(リュ―ネブルク大学)の60歳記念論集"Mythos-Geist-Kultur"(hrsg.v.Andermann/Juergens, Verlag Fing 2013)に寄稿した。 7月28日に日本ヘーゲル学会主催セミナー「精神現象学を読む」において、「「精神の現象学」における道徳性と道徳的宗教」という題目で講演を行った。8月末に、イェ―ナ論理学から後期の論理学に至る発展史を扱った論文「ヘーゲルにおける関係の存在ー認識ー論の展開」をまとめ、「ヘーゲル哲学研究」第19号に寄稿した。 9月13日に、台湾の東海大学で開かれた第一回東南アジア・ヘーゲルネットワーク国際会議において、"Die Eigentuemlichkeit des Gedankens der Freiheit bei Hegel"という題目で発表し、また今後のネットワークの活動に関する討論に参加した。 12月17日にドイツのケルン大学で"Unendlichkeit und Erkennen.Logik und Metaphysik Hegels als der transzendentale Idealismus"という題目の講演を行い、ビックマン教授やエンゲルハルト博士と意見交換を行った。12月19日にヘーゲル・アルヒーフ(ボーフム)を訪問し、ザンドカウレン教授やゼル博士と意見交換を行った。 日本におけるヘーゲル論理学受容(フェノロサ、田辺元、鈴木権三郎、高橋里美、武市健人)について調べ、3月末にドイツ語論文"Begruendung der These-Antithese-Synthese.Rezeption der Logik Hegels in Japan"を執筆した。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Research Products
(9 results)
-
-
-
-
-
-
-
-
[Book] Hegel in Japan2014
Author(s)
Kubo, Yamaguchi, Kozu, Sayama, Fujita, Shibata, Kurosaki, Takada, Takiguchi, Takeshima
Total Pages
印刷中
Publisher
Lit Verlag
-
[Book] Mythos-Geist-Kultur2013
Author(s)
Jeck, Frank, Boeschenstein, Harries, Grossmann, Raulet, Vieweg, Roza, Kubo, Speicht usw.
Total Pages
127-141
Publisher
Fink Verlag