2012 Fiscal Year Annual Research Report
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22520069
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Research Institution | Otani University |
Principal Investigator |
飯田 剛史 大谷大学, 文学部, 教授 (10127045)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 民族まつり / マダン / 民族文化祭 / 多文化共生 / 地域つくり / ニューカマ- / 聖なるもの / 寛容と排外 |
Research Abstract |
◎「民族まつり研究会」を数回開催し、研究協力者間の研究報告、資料収集、研究計画 の検討を行い、次項のシンポジウム開催のための準備を行った。 ◎「民族まつり/マダン全国交流シンポジウム」を10月7日に開催し、20の民族まつり 実施団体のメンバーによる報告会議、交流会をもった。 参加者は約80名にのぼった。 これに合わせ42の民族まつりからのアンケート回答を掲載した「民族まつり/マダン 全国交流シンポジウム資料集」(全139ページ)を作成した。 ◎台湾での春節祭行事、ランタンフェスティバルの現地調査をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
日本国内の民族まつりの全容については、詳細な資料・情報を収集し得ている。 研究代表者および協力者による学術的研究も進展している。 国外、特に米国、韓国、中国、台湾の「民族まつり」についての調査と資料収集を進めている。 ただ諸国の民族まつりの比較研究については、残された課題となっている。
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Strategy for Future Research Activity |
最終年度である次年度には、これまでの研究代表者、協力者による研究報告論文、研究ノート、シンポジウムに関する資料を集成した研究報告書を制作する。 そのために必要な研究会を開催し、あわせて補足調査を行う。 国内および国外の関連学会で研究成果を報告発表する。 海外の民族祭りに関する資料収集を続ける。
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Research Products
(1 results)