2014 Fiscal Year Annual Research Report
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22520405
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| Research Institution | Sapporo Gakuin University |
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Principal Investigator |
佐々木 冠 札幌学院大学, 経営学部, 教授 (80312784)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
白石 英才 札幌学院大学, 経済学部, 准教授 (10405631)
奥田 統己 札幌学院大学, 人文学部, 教授 (60224151)
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| Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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| Keywords | 他動性交替 / 態 / 文法関係 / アスペクト / 使役 / 逆使役 / 再帰 / 自発 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
2014年度は、前年度に引き続き、日本語北海道方言とアイヌ語とニヴフ語の他動性交替に関連するデータの整理分析を行ったほか、関連する分野の研究者にも協力してもらい、研究会も開催した。
上述の研究会は、自動詞化（他動詞から自動詞を作ること）に用いられる形態素が自動詞に付加される現象を扱ったものである。この研究会にはこの科研の研究代表者と研究分担者の他、ケセン語、福島方言、フィンランド語、モンゴル語、リトアニア語、ルーマニア語の専門家も発表者として参加した。研究会で扱ったテーマは、2015年度以降の科研費の研究プロジェクトにもつながった。
また、いくつかの研究成果を出版することができた。北海道方言に関しては、札幌学院大学総合研究所の紀要で逆使役化の条件に関する英文論文を掲載した。また、北海道方言研究会の40周年記念論文集で、北海道方言とアイヌ語とニヴフ語の他動性交替に関する類似を指摘する論文を公にした。
2014年度までの研究成果で出版待ちの状態にある論文も複数存在する。北海道方言と首里方言と標準語の対照研究の論文が、くろしお出版から刊行される予定の他動性交替に関する論文集に掲載される予定である。また、Mouton社から刊行予定の英文の他動性交替に関連する論文集にも北海道方言を含む北日本の方言を扱った論文が掲載される予定である。北海道方言の逆使役構文を通言語的観点から分析した論文がくろしお出版から刊行予定の認知言語学関連の論文集に掲載される予定である。
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| Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Remarks |
上記の二つのウェブページはマックス・プランク進化人類学研究所の結合価交替プロジェクトの研究成果である。北海道方言と水海道方言の他動性交替に関連するデータを研究代表者が入力した。
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Research Products
(9 results)
