2012 Fiscal Year Annual Research Report
東・南部バントゥ諸語における動詞派生形の記述・比較研究
Project/Area Number |
22520433
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
小森 淳子 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (10376824)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
米田 信子 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (90352955)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 言語学 / バントゥ諸語 / アフリカ / 動詞派生形 / 外国語 / 形態論 / スワヒリ語 |
Research Abstract |
本研究の目的は、バントゥ諸語の記述研究において特に重要な動詞の派生形について、日本の若手バントゥ語研究者と広く連携して、データを収集し、分析・記述していくことである。今年度は最終年度ということで、これまでの研究のまとめを議論する場として、他のバントゥ諸語研究に関連のある科研と共催でワークショップを開催した。今年度の研究実施状況ならびに研究実績は以下の通りである。 ① 現地調査として研究協力者の林愛美氏(大阪大学大学院言語文化研究科博士前期課程)をケニアのナイロビに派遣した(2012.12.19 ~ 2013.1.13)。ナイロビのスワヒリ語方言(いわゆる「シェン語」)について調査し、語彙のデータを収集し、ピジン化するスワヒリ語の形態変化や意味変化について分析した。 ② International Workshop on Bantu Languages(国際バントゥ諸語ワークショップ)を開催し、これまでの成果を議論し合った(開催日:2012年11月10日・11日、場所:大阪大学中之島センター、共催:基盤研究(C)「ヘレロ語諸方言の比較研究に向けた東ヘレロ語の記述研究」(研究代表者:米田信子)、基盤研究(B)「東アフリカのおけるスワヒリ語諸変種の記述研究」(研究代表者:竹村景子))。このワークショップでは、研究代表者の小森は、スワヒリ語の統語論、特に自動詞とその項の現れ方について調査した結果から、スワヒリ語の自動詞にみられる交替構文について発表し、その成果を論文にまとめた。また研究分担者の米田は、バントゥ諸語の関係節の形式についての類型的比較について発表し、その成果を論文にまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(6 results)