2012 Fiscal Year Annual Research Report
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22520524
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| Research Institution | The University of Electro-Communications |
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Principal Investigator |
池田 裕 電気通信大学, 国際交流センター, 教授 (60184438)
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2010-04-01 – 2013-03-31
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| Keywords | 異文化コミュニケーション / 依頼 / 遠慮・察し |
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| Research Abstract |
本研究は、日本人のコミュニケーションの一つの特徴と考えられる「遠慮・察し」に対する意識を明らかにすると同時に、「依頼」の言語行動に「遠慮・察し」の意識がどのように作用しているかを考察しようとするものである。「依頼」の言語行動は、異なる社会文化的規範を持つ学習者にとって、困難が伴うと考えられるが、本研究では、中国語、韓国語、英語を母語とする日本語学習者の「依頼」の言語行動のデータを、日本語母語話者のデータと比較することにより、それぞれのグループの特徴及び習得上の問題点を明らかにすることを目的としている。平成23年度までは、「遠慮・察しコミュニケーション尺度」を完成させ、日本語版、中国語版、韓国語版、英語版によるアンケート(調査紙、及びWeb）のデータ収集を行い、またロールプレイによる「依頼」の発話データを、日本語母語話者、中国語、韓国語、英語を母語とする日本語学習者から収集してきた。
最終年度である平成24年度は、上記データの分析を行い、日本語母語話者と中国語母語話者の「遠慮・察し」に対する意識の差異について「日本語教育国際研究大会名古屋2012」で、日本語母語話者と韓国語母語話者の「遠慮・察し」に対する意識の差異について「韓国日本語学会2013春季学術大会」で、また日本語母語話者と中国語母語話者の「依頼」の意識と「遠慮・察し」に対する意識の差異について「第９回香港国際日本語教育・日本研究シンポジウム」で報告を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)
