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2011 Fiscal Year Annual Research Report

日本語上級聴解eラーニングコンテンツの開発およびブレンディッド型授業モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 22520546
Research InstitutionBeppu University

Principal Investigator

篠崎 大司  別府大学, 文学部, 准教授 (50331096)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉岡 泰夫  別府大学, 文学部, 教授 (90200948)
Keywordsブレンディッドラーニング / 聴解指導 / 日本語能力試験 / Moodle / 上級学習者 / 日本語教育 / eラーニング
Research Abstract

平成23年度に行った活動は、以下の通りである。
(1)聴解問題原稿の作成
【具体的内容】音声問題に必要な問題原稿を作成することを目的に、1課あたり約15問の音声問題を13課分(中間・期末試験以外)計195問の音声問題原稿を作成した。その後、作成した問題原稿の難易度を検討し、修正を加えた上でワードデータとして保存した。
【意義】聴解問題原稿の作成は、学習コンテンツ構築の最も基本的かつ要となる部分であり、本研究の成否を左右する重要な作業であるといっても過言ではない。問題原稿の作成が一通り終了したことによって、本コンテンツの質と量が概ね確定したことになり、その意義は大きい。
【重要性】本活動は、ブレンディッドラーニングモデルの学習コンテンツを具体化する前作業として重要度の高い活動である。
(2)音声コンテンツの開発(前半)
【具体的内容】作成した問題原稿にそって音声データとその教材化を目的に、問題原稿をさらに見直し、問題としての精度を高めた上で、音声データの吹き込み作業を13課中5課分まで行った。収録した音声データは、eコンテンツとして活用するために必要な編集作業を行い、Moodle上に構築した専用のコースに随時アップロードした。
【意義】音声コンテンツの開発は、先の聴解冑題原稿の作成と同様、学習コンテンツ構築の重要な部分である。日本語教育の分野では、ブレンディッドラーニンズ用の聴解コンテンツの開発はまだほとんどなされていない現状を考えれば、コンテンツ構築の意義は大きい。
【重要性】音声データの構築とそのアップロードは、eコンテンツの実質的な構築作業であり、極めて重要である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

震災の影響や共同研究者の退職により、当初の計画より若干遅れている。そのため、23年度は付属テキストの作成や研究成果の発表まで行うことができなかった。しかしながら、研究活動の基礎的な部分はおおむね完了しており、最終年度で十分挽回できる範囲である。

Strategy for Future Research Activity

24年度9月中旬までにeコンテンツ・付属教材を完成し、後期より授業実践を行う。その結果を、研究成果として年度内に発表する。

URL: 

Published: 2013-06-26  

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