2012 Fiscal Year Annual Research Report
日本語上級聴解eラーニングコンテンツの開発およびブレンディッド型授業モデルの構築
Project/Area Number |
22520546
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Research Institution | Beppu University |
Principal Investigator |
篠崎 大司 別府大学, 文学部, 准教授 (50331096)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 日本語教育 / ブレンディッドラーニング / eラーニング / 聴解指導 / 日本語能力試験N1 / Moodle / 上級 |
Research Abstract |
平成24年度に行った活動は、以下のとおりである。 (1) 音声コンテンツの開発(後半)【具体的内容】音声データの収録と編集作業を行い、コース上にアップロードした。【意義】日本語教育の分野において、ブレンディッドラーニング用聴解コンテンツの開発はほとんどなく開発の意義は大きい。【重要性】音声コンテンツの開発は、聴解学習コンテンツの核になるものである。 (2)解説動画コンテンツの開発【具体的内容】(1)をもとにスライド資料の作成および解説動画の撮影を行い、動画編集ソフトを使って1つのコンテンツに統合し、Youtubeにアップロードした上で、コース上にリンクした。併せて付属テキストも作成した。【意義】解説動画コンテンツの構築は、よりメディアリッチで魅力的な学習環境の提供を可能にする。【重要性】本コンテンツは、視覚と聴覚の両面から上級レベルの聴解スキルの向上を促す。 (3)ブレンディッド型授業モデルの構築と有効性の検証【具体的内容】インプット系授業に特化したブレンディッドラーニング型教育モデルと学習コンテンツを使って授業を実践し有効性を検証した。【意義】本取り組みは、文字通り開発したモデルとコンテンツの有効性を検証するものである。【重要性】授業実践を行うことにより、学習者のニーズや学習行動に沿ったコンテンツへと最適化することができる。 (4)研究成果の発表とコンテンツの提供【具体的内容】日本語教育方法研究会(2012年9月15日 会場:石川県政記念しいのき迎賓館)で発表するとともに会誌に論文を発表した。また、開発したコンテンツの一般提供を2013年4月1日より開始した。【意義】研究成果を公開するとともに、その成果を社会に還元する点で意義は大きい。【重要性】本コンテンツを広く活用することにより、海外における慢性的な教材不足を解消する一助となるとともに、外国高度人材の育成と獲得に寄与する。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)