2012 Fiscal Year Annual Research Report
クリティカルシンキングを活用した小中連携の英語教育の教員養成カリキュラム開発
Project/Area Number |
22520560
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
高橋 美由紀 愛知教育大学, 教育学部, 教授 (30301617)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳 善和 名古屋学院大学, 外国語学部, 教授 (40220181)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 外国語教員養成 / クリティカルシンキング / 授業プログラム開発 / 教員養成カリキュラム / 海外教育実習 |
Research Abstract |
24年度には、23年度・22年度の物品費によって購入した図書や海外出張先で購入した教科書をはじめとする教材などを利用して、現場教師の学びによる教員研修や英語教育の教員養成カリキュラム、及び、小中連携の教員養成カリキュラム研究を継続した。 また、現職教員研修からクリティカルシンキングを活用した教員養成のあり方を研究するために「小中英語教員研修会」を8月1回と12月2回の計3回開催した。とりわけ、12月15日に岐阜聖徳学園大学 羽島キャンパス 7号館で開催した「岐阜県教育実践研究会」では、「小中学校の英語教育を担う英語教員の指導法や英語スキル等の資質向上、及び、教員間の交流や情報交換を行う。」ことを目的として、現場教員に企画から参加してもらったことで、研修の内容について十分な議論ができ、現場教員の意見を反映させたプログラム内容となった。当日のプログラムは、評価についての講演、現場教師と大学研究者が協同で研究している英語劇の実践発表、学校現場で役立つワークショップ、分科会・交流会、シンポジウム等を現場教師と研究者の協同で行った。 さらに、現職教員研修だけでなく、教員養成の観点からも本研究を進めてきた。愛知教育大学外国語教育講座英語専攻では、中高の教員免許に加え、小学校の教員免許を取得する学生も多い。そのため、担当している「小学校英語科教育法」とゼミ生を中心として実施している愛知県内の小学校での「英語アシスタント」の教育現場での実践実習研究を踏まえて、海外での教育実習を実施するプログラムも研究対象として考案した。 そして、これらの内容を発展させて、現場の教員養成カリキュラムの開発として、教員養成課程での理論と実践のテキストとして、現在『小学校の外国語活動授業づくりのポイント』(出版社ジアース教育新社)をまとめおり、平成25年6月に出版する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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