2012 Fiscal Year Annual Research Report
図版を含む提示資料付き英語プレゼンテーションの学習者分析と教育手法の開発
Project/Area Number |
22520576
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Research Institution | Osaka Prefecture University |
Principal Investigator |
橋本 喜代太 大阪府立大学, 人間社会学部, 准教授 (50278818)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹内 和広 大阪電気通信大学, 情報通信工学部, 准教授 (20440951)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 教育工学 / 英語教育 / コーパス / プレゼンテーション教育 / 学習支援システム / 非言語コミュニケーション |
Research Abstract |
本年度は最終年度として、先の2年間で収集した学習者プレゼンテーションデータ並びにその複数人によるピア学習者評価に基づき、教材並びに支援ツールの作成を完了させることを目的とした。 まず教材については基本的な音声、文法、パラグラフ構成、プレゼンテーション構築方法の4つについて自習ないし授業併用として使える教材を作成した。また、支援ツールについては収集した学習者プレゼンテーションデータをもとにプレゼンテーション準備時点で段階を踏んで内容を作成していく支援を行うツールを作成した。これらについては2014年1月に一般公開版をオンラインリリースする予定である。なお、公開版に際しては海外からの利用要望も多く寄せられているため、日本語バージョンと英語バージョンを用意する予定である。 作成した教材は授業やセミナーで利用し、ユーザからの改善要望を収集すると同時に、その効果についても検証した。特に文法、パラグラフ構成については作成教材を利用することで早期かつ高効果で改善がみられることを確認した。 一方、プレゼンテーションにおいては非言語的な要素も大きなファクターとなることから、学習者並びにプロフェッショナルなプレゼンターのプレゼンテーションを録画した映像を多数、比較検討することにより、評価の基準となる要素を体系的分類化することも行なった。これはプレゼンテーションそのものの要素の体系的分類化と合わせて複数のタスク・オントロジーとして構築し、今後の研究や教育に活用できるよう、さらに研究を深めて公開する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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