2012 Fiscal Year Annual Research Report
英語コミュニケーションにおける説得術諸相の知識データベース化と英語教育への活用
Project/Area Number |
22520615
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Research Institution | Shizuoka University |
Principal Investigator |
堀内 裕晃 静岡大学, 情報学部, 教授 (40221569)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
淺間 正通 静岡大学, 情報学部, 教授 (60262797)
桐山 伸也 静岡大学, 情報学部, 准教授 (20345804)
杉山 岳弘 静岡大学, 情報学部, 准教授 (70293595)
竹林 洋一 静岡大学, 創造科学技術大学院, 教授 (10345803)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 英語説得術 / マルチモーダル / 知識データベース / 情報技術 / 英語教育 |
Research Abstract |
本年度は、3ヵ年の研究計画の最終年度にあたることから、これまでの研究を基にして継続的研究を行い、分析・考察の質的・量的拡充および知識データベース化と学習支援システムの構築を行った。堀内裕晃(研究代表者)と淺間正通(研究分担者)は、英語説得術における効果的な語彙・構文を抽出し、特徴づけと考察を行った。堀内裕晃と桐山伸也(研究分担者)は、抽出した語彙・構文の韻律面での特徴づけと考察を行い、堀内裕晃と杉山岳弘(研究分担者)は、抽出した語彙・構文の場面と状況の特徴づけと身体言語面での特徴づけを行った。これまでの研究で、英語のスピーチと会話の中から聴衆や聞き手を説得する際に用いられている語彙的・構文的特徴、韻律的特徴、場面的・状況的特徴、および、身体言語的特徴を蓄積してきたが、これらの特徴項目に加えて、話し手、聞き手の属性、社会的身分・地位、身分・地位に伴う相対的上下関係、心的態度に関する特徴項目を加え、話し手と聞き手の発話状況時における相対的身分・地位関係や心的態度を基準とした表現抽出を可能にするような知識データベース化を行った。これにより、身分・地位の異なる者同士あるいは対等な者同士が会話をする際に、場面・状況や心的態度を基準にして、説得術としてどのような表現が用いられているかを明示化することができるようになった。桐山伸也、杉山岳弘、竹林洋一(研究分担者)は、このような言語的・非言語的特徴の明示化の実現を可能にするためのマルチモーダル知識データベースの構造化と英語説得術獲得のための学習支援システムの構築を行った。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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