2012 Fiscal Year Annual Research Report
播磨における古代・中世寺院の造営背景と地域伝承についての考古学・歴史学的研究
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22520778
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Research Institution | Otemae University |
Principal Investigator |
櫃本 誠一 大手前大学, 総合文化学部, 教授 (90340893)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古市 晃 神戸大学, 人文学研究科, 准教授 (00344375)
福井 亘 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (60399128)
魚津 知克 大手前大学, 史学研究所, 主任 (70399129)
梶原 義実 名古屋大学, 文学研究科, 准教授 (80335182)
中井 淳史 大手前大学, 史学研究所, 研究員 (80411768)
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Project Period (FY) |
2010-10-20 – 2013-03-31
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Keywords | 終末期古墳 / 古代寺院 / 地域伝承 / 開基伝承 / 中世寺院 / GIS |
Research Abstract |
研究第一班(終末期古墳および古代寺院)については、前年度までの、後期石棺資料集成をとりまとめた。 研究第二班(開基伝承および中世山岳寺院)については、前年度にひきつづき、近世・近代の地誌から開基伝承・造像伝承の集成・検討を継続した。播磨・兵庫丹波地域については完了し、今後は但馬・西摂津・淡路の検討をおこなって兵庫県下の寺院伝承集成としてまとめることをめざす。またフィールドワークについては法道仙人伝承を有する妙高山神池寺(丹波市)の調査の目処がたち、現在のところどのような調査をすすめるか計画を検討しているところである。 研究第三班(GIS)は、第二班と連携し、開基伝承をGISデータベース化した。 以上のような、各班の研究成果を広く公開するため、平成24年9月に市民公開シンポジウムを大手前大学さくら夙川キャンパス(西宮市)で開催した。「法道仙人伝承と古代・中世の播磨」と題したこのシンポジウムでは、発表順に櫃本誠一「播磨における終末期古墳と被葬者」、魚津知克「石の宝殿と竜山1号墳、そして法道伝承」、梶原義実「加古川流域における古代寺院の動向」、古市晃「仏教伝来と播磨―高麗恵便をめぐって―」、中井淳史「開基伝承と播磨の寺院」、福井亘「俯瞰から法道仙人を見る」というように、研究代表者・分担者の全員による考古学・古代史・景観学からの様々な角度による研究発表がおこなわれた。引き続き討論がおこなわれ、活発な議論が展開された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(16 results)