2010 Fiscal Year Annual Research Report
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22530111
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| Research Institution | Ibaraki University |
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Principal Investigator |
木村 昌孝 茨城大学, 人文学部, 教授 (10240681)
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| Keywords | 選挙行政 / 電子投票 / フィリピン政治 / 選挙研究 / 情報通信技術 |
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| Research Abstract |
2010年5月10日に行われた同時選挙の時期を含め約3週間フィリピンに滞在し、選挙自動化の様々な側面を調査した。調査方法としては、投票監視及び開票作業を参与観察し、選挙行政改革にかかわる様々な主体、すなわち、政府機関(特に、選挙管理委員会、行政府、及び議会)、政党等の政治勢力(AKBAYAN、BAYAN MUNA、Liberal Party等)、市民団体(自由選挙のための国民運動、Consortium on Electoral Reforms等)、国際NGO(International Foundation for Electoral Systems)の』関係者とのインタビューを行い、同時に関連資料及び選挙データを入手した。日本では、フィリピンで入手した資料及びデータ、並びに日本で購入する図書(International Institute for Democracy and Electoral Assistanceの出版物、及びInternational Foundation for Electoral Systemsによる他国での報告書を含む)を通して文献研究を行った。その中で、フィリピンでの調査結果をより広い理論的文脈で分析し、また、他国での状況と比較検討した。
更に、2010年05月16日に開催された日本選挙学会にて、「フィリピンの選挙行政における情報通信技術(ICT)の導入:2010年同時選挙における全国的自動化を中心に」と題する報告をポスターセッションにて行った(日本選挙学会賞2010年度優秀ポスター受賞)。
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