2010 Fiscal Year Annual Research Report
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22530120
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| Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
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Principal Investigator |
田中 善一郎 東京工業大学, 大学院・社会理工学研究科, 教授 (30009823)
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| Keywords | 参議院 / 選挙 |
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| Research Abstract |
本研究は、衆議院に比べて分析が手薄であった参議院の通常選挙について、その最初の選挙から最近の選挙にいたるまで一貫して方法のもとで通時的に分析することを目的としており、その前提として、選挙を取り巻く日本の政治環境に関する諸文献を渉猟し、さらに、関係者(研究者を含む)とのインタビューを通じて、それぞれの選挙の分析に役立てることを目的としている。
1)今年度は研究の初年度ということで、参議院選挙とそれに関係する資料の収集をおこなった。また、選挙分析のためのコンピュータ・ソフトを購入した。具体的には、自治庁などが各回の参議院選挙について発行している参議院通常選挙結果調などを購入したり、「エクセル統計2010」、あるいは、数量化理論や多変量解析のためのソフト、さらには、みずからプログラムを作るために、BASICとVisual Studio 2010などを購入した。
2)参議院通常選挙結果調、選挙時の新聞、さらには、東大法学・第5期蒲島郁夫ゼミ編『参議院の研究・第1巻選挙編』などの参議院選挙資料を整理して、誤りなどを訂正したうえで、各回ごとの投票結果を確定し、それらのデータをコンピュータファイルの形に変換した。
2)2010年の7月に参議院選挙が実施されたので、取り急ぎ当該選挙関係資料を収集し、テンタティブな分析を行い、雑誌『公明』に「民主党「政治主導」で分った政党政治の課題」のタイトルで発表した。特に1人区で自民党が民主党に勝利した部分の分析はよくできたと自己評価している。
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