2012 Fiscal Year Annual Research Report
ドイツのパブリック・ディプロマシー:過去の克服と連邦軍の海外派遣
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22530159
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
中村 登志哉 名古屋大学, 国際言語文化研究科, 教授 (70382439)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 政治学 / 国際情報交換 / ドイツ / 安全保障政策 / 広報外交 / 構成主義 / 政治文化 / 比較政治 |
Research Abstract |
3年計画である本プロジェクトの最終年度に当たる平成24年度は、初年度の平成22年と23年度に実施した、ドイツ外務省政治文書館(Politische Archiv, Auswaertiges Amt)、州立図書館(Staatsbibliothek)、ウィリー・ブラント財団(Willy-Brandt Stiftung)などにおける文献調査と、ドイツ外務省、首相府、新聞情報庁、国防省、公共放送「ドイッチェ・ヴェレ」(Deutsche Welle)における聞き取り調査の分析を踏まえて、次の研究成果を発表した。平成24年度日本国際政治学会年次大会(平成24年10月19-21日、於名古屋国際会議場)において、『ドイツ連邦軍の国際協調活動と広報外交』と題した研究発表を行った。また、平成25年2月1日には、防衛省防衛研究所(東京)において開催された同研究所研究会の招聘を受け、本科研費による研究成果の一部として『ドイツ連邦軍の国際活動と国内世論』と題した講演を行った。これらの学会発表については、学術論文として発表する予定である。 このほか、広報外交の視座の関連で、日本の事例を取り上げた論文、『Japan's New Public Diplomacy: Coolness in Foreign Policy Objectives』を学術誌『メディアと社会』第5号(2013年3月刊、名古屋大学、pp.1-23)を発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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