2012 Fiscal Year Annual Research Report
評価効果による対外調整メカニズムに関する理論的・実証的研究
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22530309
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
岩本 武和 京都大学, 経済学研究科(研究院), 教授 (80223428)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 対外不均衡 / 国際投資ポジション / 資本フロー |
Research Abstract |
最終年度である昨年度は、以下の一連の成果を公表し、本研究のまとめとした。なお、下記2つの研究会では、研究費は一切支給されておらず、電子媒体以外の公表論文では、本基盤研究(C)による研究成果であることを明記している。 第一に、一昨年度における財務省財政総合研究所「国際的な資金フローに関する研究会」(2011年4月~2012年3月、座長:貝塚啓明・財務省財政総合研究所顧問)における最終報告書として、下記をまとめた。「対外不均衡と評価効果の非対称性-『富の移転』に関する日米比較-」財務省財政総合研究所『「国際的な資金フローに関する研究会」報告書』2012年6月,113頁-133頁。またこれをもとに、「対外インバランスと富の移転:日米における評価効果の非対称性」貝塚啓明・財務省財務総合研究所編『国際的マネーフローの研究:世界金融危機をもたらした構造的課題』中央経済社, 2012年11月, 127頁-151頁を出版した。 第二に、その他下記の2つを出版した。『国際経済学 国際金融編』ミネルヴァ書房, 2012年9月。「グローバル・インバランスのグロス=ストック分析」原正彦編『グローバル・クライシス』青山社, 2012年11月, 197頁-213頁。 第三に、内閣府経済社会総合研究所 「『世界経済の構造転換が東アジア地域に与える影響』に関する研究会」(2012年6月~2013年3月、座長:竹森俊平・慶應義塾大学教授)に委員として参加し、下記をまとめた。「グロスの資本フローと国際投資ポジションからみた世界の構造転換」平成24年度国際共同研究プロジェクト「世界経済の構造転換が東アジア地域に与える影響」(http://www.esri.go.jp/jp/prj/int_prj/2013/prj2013_01.html)。 なお、本報告書は、今夏に英文出版される予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)