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2012 Fiscal Year Annual Research Report

知と規範の共有を促進する組織コミュニケーション・モデルの理論的・実証的研究

Research Project

Project/Area Number 22530368
Research InstitutionTokyo Metropolitan University

Principal Investigator

高尾 義明  首都大学東京, 社会(科)学研究科, 教授 (90330951)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords経営組織 / 規範の共有 / 知の共有 / コミュニケーション / 経営理念 / アイデンティフィケーション
Research Abstract

本研究は、研究蓄積が進んでいる知の共有と学術的研究の少ない規範の共有を、コミュニケーションを通じた共有という視点から統合的に捉えるための理論的・実証的検討を行ってきた。3カ年計画の最終年度である平成24年度の成果は以下の通りである。
まず、昨年度までの質問紙調査の分析結果で規範の共有及び知の共有と強い関連性があることが見いだされた組織アイデンティフィケーションに関する文献レビューを行い、学会発表を行った。それによって、規範の共有及び知の共有に、アイデンティフィケーションが深く関わっていることを明らかになった。同時に、これまで組織コミットメントと組織アイデンティフィケーションが混同されてきたという問題に着目して、両者の弁別可能性について実証分析を行い、論文として刊行した。
本研究での重要な目標の一つとしていた規範の共有の典型としての経営理念浸透の測定尺度の確立は昨年度でおおむね終了していたため、その研究成果の社会還元を図るべく一般雑誌等に寄稿するとともに、企業の実務担当者向けにセミナーを行った。そうした機会を通じて、時系列的な分析を行うことでモデルの妥当性を検証すべく、過去の質問紙調査を実施した企業に対して再調査について提案を行った。
以上の検討を踏まえて、組織コミュニケーションよりもむしろ組織アイデンティフィケーションを鍵概念した知の共有の規範の共有の統合的に扱うモデルの構築を行い、論文の刊行や学会での発表を進めていく。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (3 results)

All 2013 2012

All Journal Article (2 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 組織アイデンティフィケーションと組織コミットメントの弁別性―日本における組織アイデンティフィケーション研究に向けた予備的分析2013

    • Author(s)
      高尾義明
    • Journal Title

      経営と制度

      Volume: 11 Pages: 65-80

  • [Journal Article] 組織成員のアイデンティフィケーション2012

    • Author(s)
      高尾義明
    • Journal Title

      組織学会大会論文集

      Volume: 第1巻第2号 Pages: 78-84

  • [Presentation] 組織成員のアイデンティフィケーション2012

    • Author(s)
      高尾義明
    • Organizer
      組織学会
    • Place of Presentation
      国士舘大学
    • Year and Date
      2012-10-21

URL: 

Published: 2014-07-24  

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