2012 Fiscal Year Annual Research Report
コーポレート・ガバナンスにおけるソフトローのエンフォースメントについての研究
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22530374
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Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
田中 信弘 杏林大学, 総合政策学部, 教授 (00245458)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮川 満 立正大学, 経営学部, 教授 (30257167)
DRUMMOND Damon 立命館アジア太平洋大学, 国際経営学部, 准教授 (30341613)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | コーポレートガバナンス / CSR / 遵守か説明かの原則 / EU / 非財務情報 / ソフトロー / エンフォースメント / 情報開示 |
Research Abstract |
本研究は、コーポレート・ガバナンスとCSRの双方の領域で進展しているソフトローによる情報開示を中心とするエンフォースメントの諸形式に注目し、それらの有効性について検討を行うものである。具体的には、①欧州諸国の先進的な取り組み、およびEUにおける全体的取り組みを明らかにすること、②CSR国際規格のエンフォースメント形式の類型とその有効性について検討すること、③コーポレート・ガバナンスとCSRの双方の領域における情報開示によるエンフォースメントの収斂傾向についての考察を行うことが課題である。 本年度は、ノルウェー(ノルウェー経営者連盟、CSR Norway、オスロ証券取引所)、ベルギー(欧州委員会域内市場総局、CSR Europe等)、フランス(OECD企業局、TUAC)を訪問し、コーポレート・ガバナンスおよびCSRにおける情報開示の動向やそのエンフォースメントの形式とその有効性について聞き取り調査を行った。 研究成果としては、学会報告として「ソフトローとしてのCSR国際規格のエンフォースメント -国連グローバルコンパクトとOECD多国籍企業ガイドラインを中心に」(日本マネジメント学会関東部会2012年12月、日本経営倫理学会CSR研究部会2013年2月)、著書執筆として『ストーリーで学ぶマネジメント』(文眞堂、2012年4月、編著)を出版した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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