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2010 Fiscal Year Annual Research Report

製品開発のコンセプト策定における産学連携の意義についての調査研究

Research Project

Project/Area Number 22530394
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

中原 秀登  千葉大学, 法経学部, 教授 (60189016)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 佐藤 栄作  千葉大学, 法経学部, 教授 (10366940)
清水 馨  千葉大学, 法経学部, 准教授 (10323388)
Keywords製品開発 / 開発プロセス / 製品コンセプト / コンセプト策定のプロセス
Research Abstract

本申請研究は、企業の製品開発において開発前段階の製品コンセプトの策定が重要な役割を果たすようになり、かつ開発に当たって科学的知識との接近が進む中で、開発コンセプトの策定における産学連携の果たす意義と課題を、先行研究のサーベイおよび実態調査等を通して体系的に明らかにすることを目的としている。
本年では、開発前段階で策定される製品コンセプトについて先行研究を踏まえて改めて規定し、その基本要件などから、製品開発におけるコンセプト策定の意義を明らかにした。さらに製品開発のプロセスにおいて、なかでも製品コンセプトの策定において不確実性をもつ市場ニーズと技術シーズを統合していくことが重要となることを、その背景を踏まえて整理し、現在ではユーザーに新しい価値を提供するような企業の主体的なビジョンに基づく独自の製品コンセプトの策定が重要となっていることを明らかにした。
他方で、産学連携については、とくに中小企業の経営革新に焦点を当て、外部開発資源を活用する連携形態として、異業種交流をはじめ、産学連携および新連携支援制度を比較考察した。その中で、他の連携形態と比較して、産学連携の意義および課題、対応策について現状分析を踏まえながら拙稿「中小企業の経営革新に対する連携形態の比較考察(上)(下)」『千葉大学経済研究』2010隼6月・9月において明らかにした。
このように本年度は、製品コンセプトの策定および産学連携の視点からそれぞれの基礎的な意義を整理し、今後の体系的な分析にあたっての基礎固めを行った点で意義がある。

  • Research Products

    (2 results)

All 2010

All Journal Article (2 results)

  • [Journal Article] 中小企業の経営革新に対する連携形態の比較考察(上)2010

    • Author(s)
      中原秀登
    • Journal Title

      千葉大学経済研究

      Volume: 第25巻第1号 Pages: 85-117

  • [Journal Article]2010

    • Author(s)
      中原秀登
    • Journal Title

      千葉大学経済研究

      Volume: 第252号 Pages: 205-227

URL: 

Published: 2012-07-19  

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