2011 Fiscal Year Annual Research Report
技術をブランド化するための知的財産戦略に関する調査・研究
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22530436
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| Research Institution | Kanazawa Institute of Technology |
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Principal Investigator |
上條 由紀子 金沢工業大学, 工学研究科, 准教授 (70361681)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉光 一成 金沢工業大学, 工学研究科, 教授 (90350751)
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| Keywords | 技術経営 / 知的財産戦略 / 技術のブランド化 |
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| Research Abstract |
本研究は、企業や大学の研究開発において創造された「技術」をブランド化するための「知的財産戦略」について調査・研究を行うものである。平成23年度は、技術をブランド化し、製造業等の「知的財産」として戦略的に活用するための「知的財産戦略」に関して下記の調査・研究を行って成果を得た。
1.前年度に設計したアンケート調査票を用いて「技術のブランド化」の知的財産戦略に関するアンケート調査を国内企業を対象として実施し、集計を行った。
2.「技術のブランド化」を活用した知的財産戦略に関して先端的な取り組みを行っている国内企業(シャープ、パナソニック)に対してヒアリング調査を行った。
3.「技術のブランド化」における知的財産戦略立案・遂行に関して、欧州共同体商標意匠庁(OHIM)及び世界知的所有権機関(WIPO)に対しヒアリング調査を実施した。
4.日本の企業に対するアンケート調査に基づき、「技術のブランド化」に関する海外企業へのアンケートを設計し、前年度にヒアリングを行った海外企業(デュポン、インテル)に対しアンケート調査を実施した。
5.国内外の大学等の研究機関に対して、産学連携・技術移転に際する「技術のブランド化」による知的財産戦略の実施状況及びその可能性についてアンケート調査を行うため、アンケートの設計を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
震災の影響で、国内企業に対するアンケート調査については平成22年度から平成23年度に実施を延期せざるを得なかったため、アンケート結果の分析・検討の成果を学会等で発表する時期が予定よりも遅延した。しかしながら、海外でのヒアリング調査、国内企業へのヒアリング調査等は予定通り実施することができた。
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| Strategy for Future Research Activity |
平成23年度に実施したアンケート調査、ヒアリング調査結果について分析・検討した内容については、平成24年度において学会発表、論文発表を実施する。また、平成24年度に実施する国内外の大学等の研究機関に対するアンケート調査については、WEBを活用した電子的なアンケート収集方法を用いることで、簡易かつ安価にアンケート調査を実施するものとする。
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