2010 Fiscal Year Annual Research Report
集積を活用した事業システムの国際比較 -日本と韓国のアパレル産業を対象として-
Project/Area Number |
22530452
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Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
小宮 一高 香川大学, 経済学部, 准教授 (90335836)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浦上 拓也 近畿大学, 経営学部, 准教授 (10351561)
金 雲鍋 近畿大学, 商学部, 准教授 (10410383)
猪口 純路 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (40405486)
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Keywords | アパレル製造業者 / 集積 / 国際比較 / 日本・韓国 |
Research Abstract |
本研究の目的は,日本と韓国のアパレル産業の特徴を,集積(産業集積,商業集積)の観点から分析し,両国のアパレル産業の特徴とアパレル企業の戦略における「集積」の役割を明らかにし,集積活用方法の類型化をおこなうことである。 本年の中心的な課題となったのは、日本のアパレル製造業に対するアンケート調査をおこなうことである。作業は以下の2つのプロセスに分けられる。第1にはアンケート調査のベースとなる仮説の構築である。これまでおこなった事例研究をベースとして仮説を構築し、また、それをブラッシュアップするため追加的な文献レビューをおこなった。さらに学会発表(Costume Culture Association and Arts Textrina International Textiles and Costume Conference,SookmyungWomen's University,Seoul,Korea,October,2010)の機会を通じて、仮説案に対する意見の収集をおこなった。第2は、実際にアンケート調査票の作成をおこない、配布・回収し、データベースへの入力作業をおこなうことである。今回はまず予備配布としてランダムに選択した150社へのアンケート調査をおこない、その結果をもとにアンケート内容をブラッシュアップした上で、本配布をおこなった。配布数は4406社である。さらに、配布期間中にアンケートの返送を促すためのハガキを郵送した。結果的には1190票のアンケートを回収し、高い回収率を達成することができた。 国内のアパレル製造業に対して、戦略や集積との関わりを問う質問票調査が、これだけ大規模におこなうことは過去になく、その意義は大きい。さらに、高い回収率が達成されたことで、結果の妥当性も高まると考えられる。
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Research Products
(2 results)