2010 Fiscal Year Annual Research Report
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22530496
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| Research Institution | Meiji University |
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Principal Investigator |
鈴木 研一 明治大学, 経営学部, 教授 (80309674)
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| Keywords | 会計学 / 経営学 |
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| Research Abstract |
本研究における4つの研究課題に関わる研究実績の概要は,以下のとおりである。
1)研究課題I「顧客セグメント設定法開発」(実証研究を実施)
宿泊業に対するアンケート調査を実施した。さらに,A社の協力をえて顧客に対するアンケート調査を実施するとともに,顧客単位の売上データを入手し,顧客ロイヤルティの生成過程のプロセスをパス解析を用いて明らかにするとともに,顧客セグメントの設定基準の代替案についてデシル分析によって検討した。またB社の取引データを用いた分析を実施した。これらの分析については来年度も引き続き行う。
2)研究課題II差異分析モデル構築(実証研究を実施)
A社においてインタビュー調査による企業実践把握をするとともに,取引データ分析を入手して,差異を顧客数の変化による差異と顧客当たり金額の変化による差異という2つの切り口から展開する分析モデルを構築した。
3)研究課題III「顧客構成変化分析モデル構築」(文献サーベイ研究を実施)
先行研究として井尻雄二教授の利速会計を選択し,Bathtub Modelの理論的特徴を明らかにした。その結果,Bathtub Modelの差異分析モデルへの適応することによって計算される差異概念が井尻教授の会計概念と類似し,さらにそれを発展させた概念であることが明らかとなった。
4)研究課題IV「中期計画策定法開発」(文献サーベイ研究を実施)
プロジェクト＆プログラムマネジメントの知識体系であるPMBOKとP2Mの概念を初版からレビューし,その変遷を確認した。さらに中期経営計画への適応可能性について理論的に考察した。
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