2012 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22530503
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Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
中嶌 道靖 関西大学, 商学部, 教授 (10227803)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | 会計学 / 環境管理会計 / マテリアルフローコスト会計 / 国際標準化 |
Research Abstract |
マテリアルフローコスト会計(MFCA)がISO14051として発行された以降の東アジアでのMFCAの普及に関して調査し、日本企業のカイゼン活動と同じく、コスト削減の機能を持つ環境管理会計として理解され、多くの現地企業に普及しつつあることが判明した。また、さらに、企業に体系的に導入するために、既存の企業マネジメントと連携させたMFCAの開発が重要であることが明らかとなり、たとえば、企業席評価システムであるBSC(バランスドスコアカード)や、生産リードタイムの管理手法でもあるTOC(制約の理論)との連携に関する理論研究を実施し研究成果としてまとめた。 さらに、企業においてMFCA分析した結果見いだされるマテリアルロスは、当該企業の意思決定において削減可能なものと、川上企業のサプライヤーや川下企業の顧客(最終消費者を含む)との合意ならびに協同がないと削減できないものに区分できる。このようなサプライチェーンでのマテリアルロスの削減は、サステナブルなビジネスや社会を構築する上で重要な活動であり、MFCAは、省資源型・低炭素型サプライチェーンを構築するマネジメント手法として発展する可能性を有している。本研究において、サプライチェーンでのMFCAマネジメントに関する理論的かつ事例的な実施するとともに、国際的なサプライチェーンでの有用性も検証しようと研究を進め、その成果を国内外の学会等で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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