2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
22530523
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
関 嘉寛 関西学院大学, 社会学部, 教授 (30314347)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渥美 公秀 大阪大学, 人間科学研究科, 教授 (80260644)
山下 祐介 首都大学東京, 都市教養学部, 准教授 (90253369)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 災害 / ボランティア / 市民社会 / 住民参加 / 復興 |
Research Abstract |
本年度は、市民社会と災害復興の関係について「住民参加」「ボランティア、NPO・NGOなどの市民活動と住民の関係」「政治、経済及び社会のガバナンス(新しい民主主義のあり方)」という視点から明らかにすることを目的とした。 まず「住民参加」に関しては、公的な出来事にあまり関心を持たない人びとが災害という危機を契機としていかにして公的な空間で意思決定をする機会に参加するようになったかを、新潟県中越地震被災地である、小千谷市塩谷集落において、住民インタビューなどをおこなった。 「市民活動と住民の関係」は復興における支援-被支援関係を単に外部者と住民という二項対立として捉えるのではなく、足湯をテーマに身体的な接触による信頼の再生という視点から分析をおこなった。成果は、ロンドン大学におけるワークショップで発表として結実した。 「政治、経済及び社会のガバナンス」に関しては、「住民参加」と「市民活動と住民の関係」に関する今までアクションリサーチ調査研究をまとめ、International Conference on the Anthropology of Disaster and Disaster Mitigation and Prevention Studies at Kunming, ChinaでThe Roles of Volunteer during the Revitalization after the Disastersとして発表をおこなった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)