2010 Fiscal Year Annual Research Report
福井県出身者のライフコース展望と地域移動:教育・就業・居住地選択
Project/Area Number |
22530578
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
石倉 義博 早稲田大学, 理工学術院, 准教授 (60334265)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西野 淑美 東洋大学, 社会学部, 専任講師 (30386304)
元森 恵里子 明治学院大学, 社会学部, 専任講師 (60549137)
西村 幸満 国立社会保障・人口問題研究所, 社会保障応用分析研究部第2室長 (80334267)
平井 太郎 日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (70573559)
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Keywords | ライフコース / 地域移動 / 進路選択 / キャリア形成 / 地域アイデンティティ |
Research Abstract |
高校卒業後の進路選択と地域移動に関する調査として、福井県福井市内の県立普通高校2校(高志高校、足羽高校)の卒業生を調査対象として選定した。この2校は普通科のみが設置されている高校であるが、それぞれ進学校、進路多様校という違いがあり、高校入学時の学力にできるだけ偏りのない標本作製を行なった。 2010年6月から11月にかけて研究会を実施し、A4要旨16頁の調査票の検討、作成を行なった。なお、調査票は調査対象の実情に沿うよう、福井県庁職員および調査対象となる高校2校の同窓会役員にも回覧し、より良い調査票の作成に努めた。調査票の作成と平行して、2010年9月に上記2校の同窓会との交渉、調整を行ない、調査協力への同窓会の同意を得て、名簿管理事業者である同窓会を経由するかたちで対象者への調査票の送付、回収を行なった。なお、調査実施にあたっては、個人情報保護に留意し、具体的には、同窓会名簿を利用した標本抽出を同窓会側(実際の作業は名簿管理業者)に依頼、2011年11月に同窓会名での当事者の意思確認を往復はがきにて行ない、調査協力のみなし同意を得られた者のみに、2010年12月に調査票を送付した。 なお、設計標本のサイズは3,041、同窓会名慕情での住所不明者521名を除いた2520名に意思確認はがきを送付、そのうち住所不明による未達者589名、調査協力への不同意者174名を除き、調査票送付数は2,286であった。 記入済調査票は、2010年12月から2011年1月にかけて、郵便により回収を行なった。2011年3月末時点での回収数は796 (うち無効票1)、調査票発送数を分母とした有効回収率は34.8%であった。調査票回収後、2011年2月から3月にかけてコーディング作業を行なった。2011年度にデータの入力作業を行なう予定である。
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