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2012 Fiscal Year Annual Research Report

中等教育におけるサービス・ラーニングの影響に関する研究

Research Project

Project/Area Number 22530584
Research InstitutionBukkyo University

Principal Investigator

大束 貢生  佛教大学, 社会学部, 准教授 (20351306)

Project Period (FY) 2010-04-01 – 2013-03-31
Keywords学校と地域の連携 / 社会学 / サービス・ラーニング / 参加型学習 / 中等教育 / 市民意識の醸成 / 困難校 / 自尊感情
Research Abstract

2007年度に全東京都立高等学校において必修教科「奉仕」が開始された。これは日本におけるサービス・ラーニング展開の歴史において画期をなすことである。教育と実践を有機的に結合するコーポラティブ教育の一形態としてアメリカで始められたサービス・ラーニングは、日本では高等教育機関である大学において正課外や選択科目として導入された。しかし必修科目である点、そして受講生の人数規模が巨大である点で、都立高校におけるサービス・ラーニングの展開はまったく次元を異にするものである。2007年度の高校1年次に教科「奉仕」を履修した生徒の多くが2010年度には大学へと進学することをふまえ、教科「奉仕」の生徒・教員・地域社会への影響をインタビュー及び、2つの質問紙調査によって実証的に検討することを目的とする。
24年度は、研究年度の最終年度として、以下の調査を実施し分析を行った。①「都立高校生対象の質問紙調査の実施」として、昨年度教科「奉仕」終了直後の第一学年に対して行ったアンケート調査との意識の比較を行うために、前年協力いただいた高校において第2学年に対するアンケート調査を行った。②「大学生対象の質問紙調査の実施」として、教科「奉仕」を受講した都立高校卒業生と受講していないその他の高校生の卒業生との意識の比較を行うために大学生対象のアンケート調査を協力教員の協力に基づき、今年度後半に行った。③「都立高校の教科「奉仕」担当教員へのインタビューの分析」として、前年度までに行った担当教員のインタビューをまとめ、教科「奉仕」の教員への影響を分析した。④「活動受け入れ団体担当者へのインタビューの実施」として、協力いただいた高校の奉仕活動受け入れ団体にインタビューを行い、地域社会への影響を分析した。⑤「調査結果のまとめ」として、学会で報告を行い、報告書を作成し、協力高校にフィードバックを行った。

Current Status of Research Progress
Reason

24年度が最終年度であるため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • Research Products

    (1 results)

All 2012

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 日本におけるサービス・ラーニングの展開(6)-教科「奉仕」受講生に対するアンケート調査から-2012

    • Author(s)
      大束貢生
    • Organizer
      日本福祉教育・ボランティア学習学会 第18回いばらき大会
    • Place of Presentation
      茨城県水戸市
    • Year and Date
      20121125-20121125

URL: 

Published: 2014-07-24  

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