2012 Fiscal Year Annual Research Report
ポスト戦後期の日本社会におけるアメリカナイゼーションの文化史研究
Project/Area Number |
22530590
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
難波 功士 関西学院大学, 社会学部, 教授 (20288997)
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Project Period (FY) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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Keywords | グローバリゼーション |
Research Abstract |
徐々に対象とする年代を現在へと近づけつつ、鋭意、資料収集・分析を行っており、アメリカ軍基地の存在が、戦後の日本文化に与えた影響に関する論考「基地という視座」を掲載する共著書(難波功士編『叢書戦争が生みだす社会3:基地文化』新曜社、近刊予定)のための加筆・編集作業も継続してきた。あわせて当該年度内に発表された単著書『社会学ウシジマくん』(人文書院)、論文「「上京」と若者」(『月刊福祉』95巻13号)、評論「私にとっての「ヤンキー」」(『熱風』10巻11号)、書評「佐山一郎『VANから遠く離れて』」(2012年5月13日付『日本経済新聞』)・「デイヴィッド・M・スコット&ブライアン・ハリガン『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』」(『ポピュラー音楽研究』16号)なども本研究活動を一部踏まえてのものである。また、一般への成果の還元に関しては、「ヤンキーは消えた?」(2013年1月15日付「西日本新聞」)・「ディズニーの世界」(2013年4月3日付「朝日新聞」)など、新聞・雑誌・放送などへの取材対応も行った。戦後日本社会における各種の文化的表象を研究分析していくための方法論的・理論的な検討としては、単著論文「社会表象としてのポスター」(『美術フォーラム21』26号、近刊予定)を2012年度内に脱稿済であり、当該論文を総論ないし序章部分に組み替えた上で、これまでの本研究成果を編年的にまとめ、早急に単著書『日本社会におけるアメリカナイゼーションの文化史研究(仮)』を上梓すべく、準備作業を続けてきた。
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Current Status of Research Progress |
Reason
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)